2015年2月28日土曜日

中野謙作さんのこと

中野謙作さんは不思議なかたです。


 今年行われる、第10期チャイルドラインとちぎ受けて養成講座に講師としてお迎えするため本日ご挨拶&打ち合わせにお伺いしました。
 写真左の方が中野さん。
 実際はもっとずっと素敵。

中野さんは、何を隠そう?以前はチャイルドラインとちぎの理事でした。私がチャイルドラインとちぎの活動に参加したころ、出る、入るの感じで理事を退任されたので、一緒に活動させていただいた記憶はほとんどありません。

しかしながらその後、若者支援の場で八面六臂のご活躍の中野さんはさまざまな会議、研修講座などで存在感を示されていて、こちらからは一方的にお知り合い気分でした。
私生活や実際の人となりはとんと存じ上げなかったのですが・・。


なぜか昔からの知己のような懐かしさを覚えてしまう懐深い暖かさを感じさせてくださる方なのです。


こちらが今回お邪魔したポラリス☆とちぎ
栃木県子ども若者・ひきこもり綜合相談センターです。引きこもり、ニート不登校、さまざまな悩みや困難を抱える子ども若者、ご家族の相談を受ける場所です。
若者の悩み、就労支援にずっと関わってきた中野さん。


地域若者サポートステーション、フリースペース ひよこの家、サポステ寺子屋、とちぎユースワークカレッジ、とちぎジョブモール、中間的就労支援「しごとや」、発達障害に特化した学習塾「ANDANTE」、そしてポラリス・・。
中野さんが関わってきた事業、施設は本当にたくさん。

でも、広く浅くではなく、一人一人と深く愛情を持って関わり、必要なものを求めた結果が今の姿なのです。

養成講座にお呼びできて良かった。

今から研修が楽しみです。

2015年2月24日火曜日

怒涛の日曜日

2月22日は日曜日にもかかわらず、夕方から会合がもたれました。

まずは、支え手研修です。
70%という高い(?)出席率で、支え手として感じたことや問題点などを話し合い、支え手の役割を確認しました。チャイルドラインとちぎとしての課題、自分自身の課題を見直し、考える良い機会となりました。

これに引き続き行われたのが、2月の理事会です。
受け手養成講座の募集要項や広報、今後の研修、イベント、来月に控えている総会など課題は山積みでしたが、なんとか予定時間内で終わらせることができました。ここがCLとちぎのすごいところです。

支え手研修に引き続いての理事会ということで、先月同様長丁場の会議でした。
体力的にも精神的にも疲れるところですが、こんな窮地を救うのが仲間からの差し入れです。
4種類のプチトマト(プチトマトにもこんなに種類があるなんて!)、おにぎりやパンは、甘いスィーツ系あり、ガッツリ食事系あり、軽いスナック系あり・・・と選ぶのに迷うくらいいろいろな種類があり、胃も心も癒されました。
感謝です。

こうして怒涛の会議は幕を閉じました。
来月は平日に、単独で理事会が開かれる予定です。(ホッ)






2015年2月20日金曜日

映画「じんじん」上映会

2015年1月17日(土)
栃木県教育会館大ホールにて、映画「じんじん」の上映会を開催しました。




映画「じんじん」宇都宮市上映実行委員会主催によるもので、私、松江比佐子も実行委員を務めさせていただきました。
名誉実行委員長は、我がNPOでも顧問をお願いしている佐藤栄一宇都宮市長です。

そもそも、「チャイルドラインとちぎ」と関係深い「宇都宮子ども劇場」からの「チャイルドラインさんもぜひ~」とのお誘い。劇場さんが事務局を務められていました。とてもとても大変だったと思います。(ところで私事ですが、私もその昔宇都宮子ども劇場理事でした・・)

2度の試写会を含み開催までのスケジュール、会場選び、宣伝からチケット売り・・
素人集団がよくできたこと!

さて
映画の中身です。

北海道の剣淵町は約20年前から、絵本によるまちづくりに取り組んでいました。
その町に俳優の大地康夫さんが訪れ感銘を受けてこの映画が生まれました。
絵本を真ん中に人と人の心の通う町。そこを舞台に大地康夫さん演じる主人公、大道芸人の銀三郎(寅さんみたいな、釣りバカのハマちゃんみたいな・・多分大地さんのオマージュ
?)が自身の家族の絆の結び直しをする話。

じんじんと暖かな感動とやさしい気持ちが広がる映画です。

 幼馴染のいるこの街にお調子者の銀三郎はいつもふらっと訪れ農場の手伝いをしたりして過ごすのですが、そこへ都会から農業研修に高校生がやってきます。その中に離婚して以来何年もあっていない娘がいたのです・・・。
 
 そして、この映画の中で効果的に使われている絵本



第23回 けんぶち絵本の里大賞受賞のドリアン助川・作 あべ弘士・絵

「クロコダイルとイルカ」 私には美しいけれど悲しい話に思えました。究極のラブストーリーです。

2015年2月3日火曜日

チャイルドライン支援センター全国研修&運営者会議

2015.1.30(金)~31(土)

 オリンピックセンターにて支援センター呼びかけの全国研修及び全国運営者会議が開催されました。
 私たちがよくお世話になっている施設。今回は大変混んでいて宿泊棟は利用できず。



 チャイルドラインが日本に紹介されて15年経ち、各団体も10年選手のところが増えました。新設された団体もあり、それぞれの団体による違いも生まれてきたのです。
 
 全国共通フリーダイヤル化に踏み切った今、子どもたちにとっては、どの団体が電話を受けようと私たち一人一人がチャイルドライン。
 
 いつでもつながる、子どもたちみんなが知っている、安心してかけられる信頼を得るために緊急に研修が組み込まれました。





泊りがけの研修&会議になったもので思いがけず見られた宿をとった
新宿界隈のイルミネーション。

さて、全国のチャイルドラインでも取り組まねばならない課題は山積。頑張らないと!