2016年7月18日月曜日

児童自立支援施設「国立きぬ川学院」訪問

7月8日(金)

 午前中に「養徳園」を訪問した後、近くの道の駅「きつれがわ」で昼食休憩をとり、午後は同じくさくら市にある児童自立支援施設「国立きぬ川学院」を訪問しました。
 
 児童自立支援施設とは、いわゆる昔の「教護院」で、”非行など行動上の問題を起こした児童や環境上の理由などにより生活指導が必要な児童”に対して、”個々の児童の状況に応じて必要な指導を行い自立を支援すること”を目的として施設です。(パンフレットより)

 この施設の概要やここで生活している子どもたちの状況についてお話しを聞いた後、担当職員の方の案内で敷地内を見学しました。
 敷地はなんと!約23,000坪。その中に、本館、研修棟、寮舎、体育館などが点在しています。
たいへん環境のすばらしいところで、驚きました。
 本来なら70人定員のところ、現在入所しているのはその半分、ということで、子どもひとりひとりに丁寧に対応するため、定員を減らしている、ということでした。
 また、寮には専門職員が家族ぐるみ住み込んで、子どもたちと生活を共にしながら指導、支援にあたっている、ということでした。
 義務教育年齢の子どもたちのためには、近くの中学校の分教室が設置されています。
 学習、職場実習やクラブ活動、清掃などが日課となっており、園遊会やクリスマス、ひな祭り、スポーツ大会などの行事も行われているそうです。
 
 このような手厚く自然豊かな環境の中で生活していけば、きっと子どもたちは、心身ともに落ち着いていくのではないでしょうか。

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